日々進歩する医療の現場で働く人間にとって、最新情報を取り入れ自分をアップデートし続ける事はなによりも大事です
現場で使い物にならないといわれないように、臨床検査技師に必要な基礎知識と勉強方法についてまとめました
特に一年目の人、新人の技師さんはぜひ参考にしてみて下さい
臨床検査技師になって必ず勉強が必要な4科目
臨床検査技師になってまず学ぶべき項目は以下の4つです
上記4項目は1年目の臨床検査技師が最優先でやるべき勉強科目です。
なぜこの4科目かというと、上記4科目は当直(夜勤)に入るために必ず学んでいないといけない科目だからです
夜勤は基本1人です。いつも手伝ってくれる先輩や上司はそこにはいません。自分ひとりで全て回せるようにならなくてはいけないのです
他にも生理学、細菌、病理など勉強科目はありますが、ひとまず新人は生化学、血液、一般、輸血の勉強をするのが一人前への最短ルートです
①生化学の勉強のコツ:データと基準値を覚える!
データ分析をしながら結果を返すのが臨床検査技師の仕事なので、まずはどのデータが体のどこの部分を示すかを知ることが始めの一歩です
例えば、肝臓だったら、AST・ALT・G-GT・LDHが何を指し示すのか知らないとお話になりません。
あとは基準値から被験者(患者)のデータがどれだけ外れているかを見たうえで再検査が必要か不必要かを判断するので、各項目の基準値を覚えることも大切です
基準値を覚えていないと疾患と関連させて考える事ができませんから臨床検査技師にとって必須とも言っていいスキルでしょう
毎日の業務の中で分からない事があれば必ずメモを残しておきましょう
私はわからない項目を単語カードにメモって空き時間に勉強してました!
②血液の勉強のコツ:PLTの塊を見逃さないこと!
データを見るうえで特に大切なのはPLT(血小板)の塊を見逃さないことが大切です
PLTを偽低値で報告してしまうとPC-LR(濃厚血小板液)という輸血製剤を誤って投与してしまう可能性があります
採血に時間がかかり検体が固まってしまったりすると正確なデータが出ない事もあるので注意が必要です
勉強していないと、上記の可能性にすら気づかない事があるので注意!
③一般の勉強のコツ:専門書と教科書で反復練習!
一般では、主にお小水、尿検査を中心に行います
勤務場所によってじは尿沈さを行うところがあるので、教科書や専門書をみて画像を覚えていくことが必要。(尿沈さアトラス)
④輸血の勉強のコツ:輸血製剤の種類は必ず暗記!
輸血製剤の種類や試験管法の手技や原理を覚えることが必要です
患者さんの命に係わるので輸血に関する正しい知識と的確な処置方法をマスターすることは臨床検査技師にとってマストです。
少しずつでもいいので最初の半年は必ず毎日継続的に勉強しましょう
医療従事者と学習は切っても切れない関係
医学は日々進歩しているので、私たち臨床検査技師の勉強に終わりはありません
国家試験に合格し、病院に配属された後も学ばなければならないことが沢山あります
臨床検査技師は学ぶことが好きじゃないと本当に苦痛な職業だと思いますが、やりがいがある仕事でもあるのであきらめずに頑張りましょう
私が利用した転職サービス
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こさぴよ
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臨床検査技師は求人選びが一番大事
私たち検査技師は学生の頃から国家試験や勉学に忙しく、周りの人よりも民間企業への就職活動について知識がありませんし、そもそも転職が初めてという人も多いかと思います。
なので、普通に勝負していては不利です。
時間と体力を浪費し、採用に落ち続けて自信を無くしてしまう可能性もあります。
それに何もわからず仕事を探すと、働きにくい環境のブラック企業に出くわす事もあります。
年収、社風、育休制度、どの会社や求人が自分の希望条件に合っているのか自力で厳選するのはとても難しいですし、臨床検査技師の仕事で忙しいのにそんな時間ないですよね。
私もそうでした。
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その分競争率も高いのですが、臨床検査技師は転職の際、病院などで公募されている求人しかチェックしない傾向があるので転職エージェントサービスの利用は超ねらい目です。
こさぴよ
基本的にはメールのやり取りで勤務先の病院にばれる心配もありませんし、エージェント側が細心の注意を払ってくれるので、安心して転職活動ができます
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夜勤がある方は『自由記入欄』に連絡可能な曜日や時間帯を指定しておきましょう。
登録後、担当のエージェントから電話かメールが届くので、面談の日を決めてサポートを受けられます。
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